奴隷精神では生き残れないことが決定!
まず、『僕たちはもう働かなくていい』というタイトルが魅力的ですよね。
堀江貴文氏はこの著書の中で、人工知能等の技術革新の荒波に耐えて生き抜くすべを示唆してくれます。
来たるべき技術革新後の世界では、生活のために辛苦に耐えて労働していこうという奴隷精神の人たちは、生き残れないだろうと。
人が働くモチベーションは、本来、楽しいとか好きだから。そんな楽しい生活をAIやロボットがもたらしてくれます。
それをわざわざテクノロジー脅威論で拒否してしまう人たちの気持ちが全く解らないんですと。
謎の「不安フェチ?」を脱出しよう!
テクノロジー脅威論者は、ある意味、「不安フェチ」なのかもしれません。
いつも「不安だ、不安だ」と言っていることが快適ゾーンになってしまっている人たちです。
そんな「不安フェチゾーン」から、私たちは脱出しなければなりません。
堀江氏は、AIやロボットが進化した「働かなくてもいい世界で、なおモチベーションを持ち、何かの行動を起こせる人が、生き残れる」(173P)のだと言います。
とにかく、「筋のいい情報と、俯瞰的な視点をきちんと持っていれば」、自分が楽しみながら稼げる仕事はいくらでもあると言います。
楽しんじゃったもん勝ち!
堀江氏の提案は少し過激だと受け取る人たちはいるでしょう。
しかし、このまま不安地獄で暗澹と過ごすよりは、チャレンジ精神を持って、好きなことで生きていけるように「努力」していくことに、本当に自分の身になる「努力」があるのではないでしょうか。
どうせ「努力」しなければならないのなら、他人の押しつけの「努力」ではなく、自ら楽しんでしまったもん勝ちです。
とりあえず何をしていいのか判らないと言うなら、従来の仕事を続けながら考えればいいでしょう。
これからもAIやロボットの保守点検など、肉体労働は限りなく創出されていくと思いますから、「進歩」したくない人たちにとっても、何も心配はありません。
とにかく、テクノロジーを活用して、時代の劇的な変化を楽しんじゃったもん勝ちなのではないでしょうか。
テクノロジーで安全な食料を作ろう!
一つだけ本書の中で、世界の食料は供給過剰だから、日本で普通に生活していて飢えることはあり得ないと堀江氏は仰るけれど、戦争等で輸入が出来なくなった場合に、日本人が飢える恐れはありそうだと、私などは考えます。
ただ、それも日本の農家がテクノロジーを駆使して安全な食料を増産してくれればよいことです。若者が楽しく農業に従事できるようになってほしい。農業も一つの楽しい自己表現方法でしょう。
ぜひ、日本の食料自給率の向上に貢献してほしいです。
まとめ
世の中にはとかく「ホリエモンは胡散臭い」という論調があります。でも、こんなに親切に楽しんで稼げる方法を惜しげもなく披瀝してくれる人は、なかなかいません。
みなさんも毛嫌いせずに、ぜひ堀江貴文氏の著書を読んでみてください。どの本も大変刺激的で楽しい内容となっています。
だから堀江さんは、未だにこれだけ幅広い層から支持されているのだと思いました。
参考文献:
堀江貴文著『僕たちはもう働かなくていい』(小学館新書)
The author of this article is Tomohiro, a Japanese Hikikomori Escape Guide.
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