著作権や利用規約の問題
最初はこのブログの記事をすべてチャットGPTに書かせて、ラクに儲けようと密かに企みました。
しかし、実はチャットGPTが生成した文を無断で利用すると著作権侵害になるのではないかという問題に突き当たり、その計画は頓挫しました。
ネット上では、「チャットGPTが生成した文章の著作権は利用者側に帰属する」「商業目的の利用も自由」等と楽観的に述べられていますが、注意が必要です。
確かに、チャットGPTの利用規約にはそのようなことが書かれているようですが、すべての場合に商業目的の利用が無制限に許されるわけではないようです。
また、チャットGPTの利用規約には、正式な日本語版がないようなので、誤訳の恐れもあります。
加えて、利用規約は今後も頻繁に改定されることが想定されるため、その意味でも注意は怠らないでください。
記事の独自性やSEO対策の問題
ここで仮に著作権や利用規約の問題はクリアできたとしましょう。
しかし、チャットGPTが生成した記事はよくまとまってはいるものの、語り口がワンパターンで無味乾燥ですし、いつかは読者に飽きられます。
それに読者の立場に立てば、チャットGPTに質問すれば足りるのに、わざわざ他人のブログを訪れるメリットは少ないでしょう。
ですから、もしもみなさんがブログで広告収入を得たいと考えた場合、仮に著作権侵害等でないとしても、いずれはそのような創造性や独自性のない記事は、読者や広告主の利益に反するとして、グーグル等の検索エンジンから排除される恐れがあります。
当たり前ですね。
ですから私としては、やはり読書したり自分で経験したりして、自分のためにもなり、また、世な中の役にも立つような記事を書いていくことを心に決めました。
アイデアとしては生成AIとの対話の成果も取り入れますが、基本は自分の文章で勝負していきます。
その方が絶対に面白いという自信もあります。
生成AIを活用して芥川賞を取ったと話題になった九段理江さんも、たぶん同じ考えだと思います。
でも、当分の間は、人工知能の文をそのまま流用した粗雑なブログ記事が氾濫しそうですね。
しかし、それは私とは関係のないことです。
私は私が信じた道を行きます。
The author of this article is Tomohiro, a Japanese Hikikomori Escape Guide.
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