スキップしてメイン コンテンツに移動

吉田類氏に学ぶひきこもり脱出「ひきコミュニケーション」術!!【自信、居場所、酒場、居酒屋、低山】

酒場詩人として知られる吉田類氏。居酒屋で人と酒を酌み交わす彼の姿は、多くの人を魅了する。
そんな吉田類氏から、ひきこもり脱出のヒントを学んでみよう。


いきなり低山巡りはちょっと行きすぎ?!


吉田類氏は、全国津々浦々の酒場を巡る。そしてまた山にも登る。テレビでは低山だけど。
私が低山という言葉を初めて知ったのは、荒川じんぺい氏の「低山ベストコース」を通じてだった(誰か知ってるかな?)。荒川じんぺい氏は今もお元気で八ケ岳周辺で軽トラの移動喫茶店を営まれているはずだ。
詳しいことは彼のFacebookを参照してみて。

この低山ていう言い方がなぜか私にはグッと来てしまった。地元密着で地域の歴史と文化が詰まっていて、何かちょっと巡礼に似てるところがある。実際信仰の対象になっていたりもする。
昔は四国八十八ヶ所にも憧れたけれど(低山も昔からだが)、今はクリスチャンで異教信仰はご法度なので低山がいいかな。

何だろうね?必死すぎない所がいいよな。低山。もちろん低山だからってナメたらケガや遭難をするけれど(ヤマビルもいるしね)、日本アルプスとか標高の高い雪山ほどは危険じゃない。
我々ひきこもり界隈の人間にも目指しやすい目標だ。


家から一歩踏み出して見えてくる新世界


とにかく登山ほどじゃなくても、まずは近所の酒場でも、散歩でも、家から一歩出てみよう。その一歩が、新しい世界への第一歩になる。
それはニール・アームストロングの月面への第一歩なんかより、どんなに意味があるだろう?
(なせかブルーハーツ風味。)

一歩出ることで「あの人と仲良くなりたいな」って人が必ず出てくるはずだ。異性でも同性でも。そうしたらそのためにコミュニケーションスキルを伸ばそうという意欲も湧くでしょう。

酒場は金が掛かると言うなら、公園でもいいね。ヒマそうに座ってるおっちゃんや犬を散歩させているおばさんや奥さんに話し掛けるだけでも、少しは会話の練習になる。いや、相当になる。
私は本当にこの方法で会話の練習を始めたんだけどね。何と言ってもタダだから。
少し勇気がいるけれど、そのドキドキ感がまた堪らないんだよな。


夜中の高速道路沿いで発声練習


これは世間一般では理解されない、当事者じゃないと分からない感覚だけど、長年ひきこもっていると、声の出し方が分からなくなっているから、まずは人様の迷惑にならないような場所で大声で発声練習ね(唐突な提案だけど)。
国道沿いとか探せばいろいろあるけど、海に向かって叫ぶのなんかいいね。周りに人がいないのがすぐに分かるし、波の音でかき消されるので恥ずかしくない。
あと、自分以外の家族が留守なら家の中でもいいね。

私は夜中に高速道路沿いで発声練習していた。そこは高架の上だし、割と民家から距離感がある絶妙の場所。
それに歩いて移動しながら発声練習してるから、たとえ民家から聞こえたとしてもほぼ迷惑ではなかっただろう。

とにかくそんな場所で、「ありがとうございました」「またお越しくださいませ」と大声で叫ぶ。コンビニで働こうとしていたため接客の練習を兼ねていたのだ。
こういうセリフなら、万が一誰かに聞かれても不審者っぽくないだろう。ああ、真面目に接客の練習をしてる人なんだなと。
(実際、捕まったことは一度もない。)

とにかく声の調子を整えるというのは、ひきこもりから脱出する上で最重要の課題だろう。
これ、誰も気づいてないかもしれないが。
まあ、気づきたかったら私のように自分で気づくしかない。
お為ごかしの「支援者」なんかが教えてくれるわけがないから。


究極の居場所は職場


居場所は別に「おしゃれ」な場所でなくてもよい。第一、自分が居心地がいいと感じる居場所に流行なんて関係ないだろう。
流行なんてものは所詮は「洗脳テレビ」が作り出した戯言(たわごと)に過ぎない。
流行なんてものに過剰適応しようとしたら疲れちゃうだけだよね。ひきこもりの人たちはただでさえ感受性が強すぎて疲れているのだ。

ただ、身なりは一応爽やか風にしといたほうが女の子なんかには好かれやすいね。
風呂にも入らずヒゲ面で女の子に好かれようなんてのは虫が良すぎる。

ご存知のように吉田類さんの居場所は居酒屋だ。あなたにとっての居場所はどこでしょうか。図書館、カフェ、公園、趣味の集まりなど、自分が落ち着ける場所を見つけよう。
ちなみに私の居場所は、ブックオフ、ドン・キホーテ、公園、イートインスペース、それと職場。
職場を居場所にできてしまえば、ひきこもり脱出もできるから超オススメなんだよね。
別に「おしゃれ」な職業なんかじゃなくていいじゃない。自立できちゃえばこっちのもんなんだよ。
突然の誹謗中傷への画期的な対処法 〜ひきこもり脱出の観点から【人格、職業、侮辱】


ひきこもり当事者にとってお金が掛からない居場所


お金が掛からない居場所は、何と言っても公園やスーパーのイートインスペース等がお勧めだ。そんなの貧乏臭えって言うかもしれないけれど、本当は教えたくないくらい穴場なんだよな。だから読者のみんなには特別に教えてあげたよ。でも、どう教えたくないかは各自で想像していただきたい。そこは私の企業秘密だ。
(もしかしたらブログのアクセスがもっと伸びれば教えるかもしれない。豚もおだてりゃ木に登るって言うじゃない?)

まあ、飲酒は禁止だけど、買ったものはそこで合法的に食べられるよね。私が好きな半額セールの商品とか。
たぶん誰にも理解されない驚異の物価高粉砕節約術!!【物価高騰、値上げ、値引き商品、低所得者、手間と愛情】
もちろんスタバとかを居場所にしてもいいけれど、無料スペースのほうが気取ってなくていい。気取らないコミュニケーションを取りたかったら、なんといっても無料スペースでしょう。
(もちろんカネがあるなら高級ホテルでもどこにでも行けばいいが。)

ただ、無料スペースを愛するなら利用のルールだけは絶対に守っていただきたい。そこが荒らされてしまうと飲食禁止になってしまうかもしれない。
ルールを守れないヤンキーだけはお断りだ。

そのような具合でお勧めな無料スペースだけど、あとは一箇所くらい、居心地が良くてリーズナブルな立ち飲み酒場を見つけとくといいかも。
(女の人を酔わせたい時用の。もちろん合法的にね。)


無理のない範囲で人と関わる


吉田類氏は、居酒屋で店員や常連客と自然に会話を楽しむ。しかし、居酒屋に限らず別にどこだって人に話し掛けるチャンスなんかはある。獲物を仕留める猛禽類(たとえば百舌鳥モズ)のように一瞬のチャンスを逃さなければ。
(喩えが獰猛すぎか?)
(百舌鳥は可愛いので名誉猛禽類ね。)

ヒントは、嫌がる相手に無理に話し掛けないってこと。趣味のお店なんかだったら大体みんな同じ趣味の集まりのはずだから、話し掛けやすいはずなんだ。
(これも企業秘密だから詳しくは言えない。)
まあ、それが出来たら中級者以上だな。吉田類氏は見た感じ上級者だね。決して無理強いはしないけれど、馴染める人とはすぐに馴染めちゃいそう。なかなか侮れないオッチャンだ。

みんなもぜひ自分なりの方法論を確立して人間関係の横綱を目指してほしい(いきなり?)。まずは関取だね。

吉田類氏に学ぶひきこもり脱出「ひきコミュニケーション」術!!

余談だけど、吉田類氏は詩人の田村隆一氏とアンパンマンで有名なやなせたかし氏と前述の荒川じんぺい氏を足して3で割り、咀嚼して自分なりのブランドイメージを確立できたと思われる。素晴らしい。
たぶんこれ言っても誰にも通じないだろうが。


ひきこもり当事者が自信を持てない理由は「無職」


身も蓋もない話だけど、無職だと自信がなくて話し掛けづらくなるから、なるべく早くひきこもりは脱出してくれよ。そうすれば居酒屋その他での楽しい出会いが待ってるって。
(これは「働け!」系のお説教ではなくて、「オススメ」ね。)
なぜなら無職で自信を持てったって、どう考えても無理ゲーだからね。せっかくの出会いのチャンスでもどうしても逃げ腰になる。
そんな難易度が高すぎる状況で戦い続けるのは、たけざおでドラクエをクリアするくらい無駄な努力になるだろう。

とにかく「誰とでも仲良く」とか、学校のセンセイみたいに無茶な目標決定はせずに、気が向いたら挨拶をしたり、少し話しかけてみたり、できることから始めてみよう。

ただ、やってみて驚くのは、意外と挨拶を返して来ない野郎(特にちゃんとご挨拶もできないジジイが多いのには驚く)が多いということ。

ここ大事↓
でも、そこで無駄に憤るんじゃなくて(確かにぶん殴ってやりたいほどムカつくが)、自分に挨拶をする力がついたために相手の絶望的にネクラな心の闇が見えてきた、立場が逆転したんだとも捉えられる。

そんないい歳して挨拶もできない仏頂面ジジイや、謎の残忍な薄笑いを浮かべて素通りしていくコミュ障野郎(あれは病人だと思うね。精神科の管轄)どもを土俵外に「送り出し」て、挨拶ぶつかり稽古で白星の山を築けるようになれば、余裕で前頭筆頭くらいにはなれる。

これはコミュニケーション番付で立派に出世できたという証明じゃないか?めでたい。飲め飲め。
(↑ここまで)


吉田類氏のコミュニケーション術


吉田類氏流のコミュニケーション術は、傾聴姿勢と共感主義が主な要素だろう。決して立て板に水の如く、聞きたくもない人生論なんかをペラペラと喋り立てるわけではない。
(これ、飲み会なんかで一番嫌われる独りよがりのパターンね。)

吉田類氏は、人生の悲哀もジメジメとした感じではなく、ユーモアや味わいとして魅せる。必要以上にカッコつけない。まさに淡麗辛口の吟醸酒の味わいだ。

また、パリピ風に無駄にテンションを上げたりしない(誰も楽しくないのに?)。つまり、場を共にして疲れない人なんだろうね。
仮にどこかの居酒屋で隣り合わせになったとしても、感じ悪くおちょくったりされるイメージはない(←これが安心感につながる)。

これは我々無口なひきこもり系の人間でも目指せる、参考になるキャラなのではないか?
まさに「ひきコミュニケーション」とでも命名されるべき処世術だろう。
人間の性質なんて一生を通してそんなに変わらない。それなら無理をせずに本来のキャラ(=素質)を発展継承させたほうがいい。
(我ながら上手いこと言ったな。アウフヘーベンできた。)

そして吉田類氏には、一部の心ない人間から「ただの酔っ払い」等と揶揄されても、真摯に自分が好きな世界(=酒場巡り)を追求する意志の強さがある。その姿勢こそ学べる点だ。
クソ野郎どもに囃し立てられた程度で、自分が好きな道を諦める必要は一切ない。思いやりがないバカは無視しよう。

自分が好きなことを追い求める一途さって、いつかは人の心を打つキラリと輝く個性になるんだな。

というわけで、吉田類氏のように自分らしいペースで、少しずつ行動してみる。それがひきこもりから抜け出すための第一歩になるはずだ。やってみて。


■参考文献:
『酒場歳時記』吉田類(生活人新書)
『酒場のオキテ』吉田類(青春文庫)
『週末は山歩き 「初めて」からのお役立ちガイド・エッセイ』荒川じんぺい(講談社文庫)



The author of this article is Tomohiro, a Japanese Hikikomori Escape Guide.

コメント