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ビートルズのゴーストライター疑惑に学ぶひきこもり脱出!☺️

ビートルズの名曲はゴーストライターが書いたのか?

ビートルズの曲の多くは、実はゴーストライターが書いたものだという説があります。にわかには信じ難いのですが、かの有名な脳科学者であられる苫米地英人先生もチラッとですが、著作の中でその説に触れられていますから驚きです。

ビートルズの楽曲で、実際に本人たちが書いた楽曲は少ないと言う評論家もいる。裏にプロのゴーストライターがいたという噂が絶えない。よく知られていることではあるが、ちゃんとクラシックを学んた人でないとつくれない楽曲がいくつもあるからだ。
リバプールというイギリスの田舎町の不良少年たちにつくれるわけがないというのが、そのような主張をする人たちの理由だ。
実際のところはわからないが、裏に強力なプロデューサーやプロモーターがいたことは事実である。
(『苫米地英人大全1 成功への思考法』苫米地英人 KKロングセラーズ 70〜71Pより引用)

そうすると主にレノンとマッカートニーの間で、たまに楽曲の手柄を奪い合ったりするケースがありましたが、例えば名曲「イン・マイ・ライフ」をどちらが主に書いたかで揉めたりしたやり取りも、全部演技だったということになるのでしょうか。
もしあれが演技だとしたら彼らは相当な名優です。
またメンバーではありませんが同時代の音楽仲間、例えばビーチボーイズのブライアン・ウィルソンらもまんまと騙されて彼らを崇拝していたことになってしまいます。しかも2024年になっても未だにです。そんなことがあるのでしょうか?

本当はクラシック音楽からパクった説が有力

そしてもしもゴーストライターがいたとしたら、絶対にその張本人が暴露本等の出版でボロ儲けを目論んだはずです。これほどの手柄を立てた人物が大人しく黙っていなければならない理由はありません。
それとビートルズにゴーストライターが存在した説を体系的に論じた研究書は存在しません。あるにはありますが、どれもチラッと触れた程度です。
そのような状況証拠が数多く存在するために、このゴーストライター説は(残念ながら?)ガセであると結論づけられます。
ただ、話題性としてはとても面白いですね。誰か小説か映画にしてみると良いと思います。私もそれを見てみたいですから。
それくらい魅力的なテーマだからこそ、みなさんもこうしてこの記事を訪問してしまったというわけです。
確かにポールあたりが初期の頃から、悟り澄ましたような佳曲を立て続けに書いてしまうところなどは怪しいと言えば怪しいですね。
ある日突然、田舎町の不良少年がオール・マイ・ラヴィングのようなキャッチーで端正な楽曲をさらりと提示してきますから。
オール・マイ・ラヴィングはチャイコフスキーの交響曲第5番第2楽章からパクった説が有力です(これは私の説です)。
レノンやマッカートニーは自分たちのことを「パクリの名人」のように言っていましたから、ゴーストライター説よりは、クラシック音楽から巧妙に拝借した説が濃厚といえるでしょう。
彼らはパロディーや模倣の名人でもあったのです。

ジョン・レノンは真実の探求者でクリスチャン

当時ビートルズが海を越えてはるばると日本にヤァヤァヤァとやって来たのは、勤勉な日本人をセックスや芸能情報で堕落させるためだったという説は充分にあり得ます。
ビートルズの作品は悪魔崇拝的な狂った要素が魅力になっていることは否めません(例:リボルバー)。
でも、ジョン・レノンが晩年にクリスチャンとして改心した事実は隠蔽され、暗殺されてしまいました。これは本当に残念なことですし、また心から気の毒でなりません。
ビートルズ周辺は今の大谷翔平選手と同じで、知名度とカネに群がるおかしな人物が集まっていたことだけは確かなようです。
ですから世界的な名声を獲得していく中で、権力者に巧妙に利用されたということは大いにあり得ます。
ジョンレノンも実際にそのような発言をしていました。
そういう意味も含めて、謎めいた研究対象やフィクションのネタとして、今日に至るまでビートルズが興味深い対象であることは確かです。

ビートルズがひきこもらなかった理由?!

考えてみれば、ビートルズのメンバーはみんなそれぞれ不幸な生い立ちを背負っているので、最悪、全員がひきこもりになっていてもおかしくはありませんでした!
(ちょっと大袈裟か?)
でも、そうならなかったのは、みんながそれぞれ音楽を通じて自己表現したいと強く欲し、かつ、社会とのつながりを持ち続けていたからです。
バンド活動を続けているうちに運良く世界的な成功と莫大な富を手にし、いつの間にかひきこもりの危機はどこかに消えてしまっていました。
ひきこもり脱出なんて実はそんなものです。必要なのは知識と脱洗脳、そして心の安全基地を作ること。それがいかに早くできるかに尽きます。
ビートルズについて言えは、彼らには逆に安心してひきこもれる家庭がなかったことや、家に縛りつけようという病的な母性原理が存在しなかったということが、自力で生きていくしかないという覚悟につながったともいえそうです。
もちろん歳を重ねてから、特にジョン・レノンなどは精神的な問題に直面したわけですが。それはまた別の機会に述べようと思います。
日本のひきこもり問題は、ある側面から見れば恵まれすぎているゆえの、歴史的に見て「新種」の苦しみであると言えます。
そこから抜け出すためには、意外な盲点(スコトーマ)を打ち破っていくこととともに、楽しみながら人間関係を学んでいく過程が必要です。
ビートルズはクラシックやロックの先人から学び、かつ、頼りがいのあるプロデューサーであるジョージ・マーティンらの協力を得て数々の名曲を生み出しました。
ひきこもり脱出もそれと同じように、先人から知恵を学ぶと同時に、協力してくれる頼れる仲間を得ることが成功への近道となります。
みなさんがその方法を探求する過程で、このブログが少しでもお役に立てるのであればとても嬉しく思います。



The author of this article is Tomohiro, a Japanese Hikikomori Escape Guide.


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