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依存や責任転嫁をやめれば、ひきこもりを脱出できる!☺️

積極的な姿勢が人々の共感を呼ぶ

私自身にも経験があるけれど、頑張っている姿が他人に見えてさえいれば、その必死な姿に何かしらの魅力を感じて応援してくれる人たちは出てくるものなのです。
これは本当に意外なくらいに、こんなに社会的に立派な人やきれいで気立てのいい女の人から自分などが好かれてもいいのかと思うくらいに好かれます。
それくらいに私たちの積極的な姿勢というものは人々に好感を与えるようなのです。これはいわゆる「モテる」要素としても、お金や容姿などよりも確実性があると言えそうなほどです。

しかし、もしもそれがたとえば一方的に支援されるだけの立場、いわゆる可哀想な人扱いだったらダメですね。それは見下され軽蔑の対象になってしまいます。だからそうではなくて、あくまで他の人たちと対等な立場で自力で立ち居振る舞う必要があります。
体に障害があって周囲の介護がなければ活動できない国会議員の方がいますが、あの方たちは体こそ動かないものの、自分の意思で主体的に政治活動をしているから応援し手助けしてもらえていると思われます。
もしもあの方たちが自らの境遇を拗ねて自暴自棄になっていたとしたら、たぶん誰にも応援してもらえないと思います。よほど面倒見のいい人以外には、誰にも世話をしてもらえないのではないでしょうか。その点、人間は冷酷です。
しかし、障害や困難があっても積極的に意思表示し、周囲を活動に巻き込むことは可能です。そしてそうすることで人々の尊敬を集めることができます。

依存から脱却し自由を獲得しよう

障害がありながらも国会議員になるような人は偉いわけですが、単に健常者でひきこもっているだけであるなら、まずは自分に出来ることは何でも自力でやってみようという意気込みを持ち、様々な困難を克服していくことで成長をアピールできます。
これは何歳になっても、「あの人はひきこもっていてダメ人間かと思ったけれど、やれば出来る人なのではないか」と周囲の人たちに思わせ、ひいては希望を与えることができます。
周囲に希望を与えてくれる人は当然みんなから好かれます。これは当たり前なのではないでしょうか。もちろん妬む人もいますが。それはそれです。

それでは具体的に何を一人で出来るようになるといいのでしょうか。
まずは家事全般、服を自分で選ぶ、自分の分だけでもいいので洗濯をする、炊事をする。そして知識や技能を身につける時も可能な限り他人に頼らずに独学する。
また、困難に陥ったり誰かに嫌がらせをされた時でも人のせいにせずに、よほどのことがない限りは自力で解決してみる等が考えられます。
こういう場合、他者への依存心があると問題解決が遠のいてしまいます。「あいつのせいで私の幸福が阻害されている」と思い込み拗ねる、またはひきこもる等です。
人のせいにしないというのは、何も厳しい掟のようなことを言っているわけではなくて、一々人のせいにしているよりも、自力で解決してしまった方が効率がいいからです。

このように何でも自力で解決し、他者への依存から脱却してしまえば、他者から余計な干渉をされなくても済むようになります。実はこれがとても大きいのです。それは何物にも代え難い自由を獲得することを意味するからです。
そういう意味でひきこもり脱出の最終目標は実家を出ること、つまりは引っ越しをすることに収斂されます。それが出来てはじめてあらゆる束縛から解放されて自由になれるといえます。

人生とは小さな行為の積み重ねのこと

ひきこもり脱出というと、とかく就労支援機関等に頼ろうとしてしまいますが、精神的な準備ができていない段階で就労を目指しても上手く行きません。
それよりは、わからないことがあったらたとえ小さなことでも人に聞いてみる習慣をつけるのがいいでしょう。お店に行って不明な点があったら店員さんに聞く等です。
ひきこもりの人はまずはそういうことが出来ない場合が多いですから、そういう所から慣れていくのがいいでしょう。これはコミュニケーションの練習にもなりますからお勧めです。
この小さな練習で失敗したとしてもダメージは少ないですし、数多くの人たちと接することで、イジワルな人もいれば親切な人もいるんだなとか、たくさんのデータが蓄積されていきます。これがとても大切なのです。
データとは経験であり、自信です。心の栄養と言い換えてもいいかもしれません。人生は結局はそのような小さな行為の蓄積なのです。
楽しみながらデータを取っていく先に、ごく自然な成り行きとしてひきこもり脱出も見えてくるでしょう。考えてみれば至極当然なことでしたね。



The author of this article is Tomohiro, a Japanese Hikikomori Escape Guide.


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